中谷医科歯科クリニック / スタッフ紹介

和服、和紙、和食など、私たちはこの国の形を一言で表す際に自然と「和」という言葉を使っています。
「和」には、やわらげる、なごむ、争いごとがなく穏やかにまとまる、性質の違うものが一緒にとけ合う、二つ以上の数を合わせたもの、元々あった物に新たな物を付け加え融合させて発展させるなど、さまざまな意味合いを含んでいます。

まさにこの一文字に、私たちの在るべき方向性が集約されているように感じます。
当院は昭和初期に歯科医院を前身として発足し、時代とともに地域の皆様のニーズに応えながら新たな部門を融合し複合医療施設へと育ってまいりました。

今後も当院職場スタッフ、関連医療施設、関連介護施設との「和」を大切に、地域の人々への「輪」を広げてまいります。
私が和みの国である和歌山に生まれ育ったのも、きっと何かのご縁だと感じております。
私どもにお手伝いできることがありましたら、ぜひお気軽にご相談・ご来院ください。

私の祖父であり歯科医である中谷信一が、大阪歯科医学校（現在の大阪歯科大学）を卒業して100年近く。和歌山の地域の方々に医療を提供していきたいと、屋形町1丁目に歯科医院を開業したことが、当病院のはじまりでした。
昭和20年7月の和歌山大空襲の折も、歯科のエンジンだけは、と守り抜き、戦後の焼け野原から再出発をしたと伝え聞いております。

その精神を受け継ぎ、父である中谷伸家は歯科医療の近代化を目指し口腔外科分野にも取り組み、昭和49年夏、父は3人の叔父、外科医の竹原平、内科医の中谷衡平、歯科医の中谷譲二らとともに、中谷医科歯科病院を立ち上げました。

時代は移り、リハビリ機能を強化した伏虎リハビリテーション病院へと改名。関連介護施設わかやま苑と共に、創始者・中谷信一の志が流れる地域のための複合医療施設として中谷医科歯科グループは生まれ変わりました。

歯科では、親子三世代、四世代に渡って担当させていただいているご家庭もあり、感謝しております。

近年は、歯のクリーニングやホワイトニング、予防歯科学やスポーツ歯学、審美歯科や精密義歯などの要望が強く、『歯科』は生きるための幸せ、心の豊かさを求めてご来院いただく場となってまいりました。
中谷医科歯科グループも患者さまのニーズにお応えしながら、変遷し平成29年7月よりグループ会長でもある内科医・中谷宗幹と共に環境を整え、中谷医科歯科クリニックを移転開業いたしました。

今後もさらに地域の皆様と共に歩んでまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。